ワインビギナーの方から、拘り派の方まで、心を込めてご案内します
会員の方はメンバープライスにてご購入頂けます

ル・プティ・クロ・デ・ヴォン/レ・グルナード2021年【ミディアムボディの赤】

※こちらのワインは、先に会員登録をして頂きますと、メンバープライスで購入して頂けます。詳しくは、メンバー登録についての頁をご覧ください。


生産者 : ル・プティ・クロ・デ・ヴォン

地 域 : フランス > シュドウエスト地方

品 種 : メルロー100%

栽 培 : ビオロジック**

認 証 : エコセール**

アルコール度数:14%


 ボルドーの真東、ベルジュラック方面へ向かうその手前20kmを南へ15分程車を走らせブドウ畑が姿を現しだすと、そこはコート・ド・デュラス。このあたりは小高い丘が続く丘陵地帯、そこにヴィニュロンらしいボロボロの車で姿を現したのがル・プティ・クロ・デ・ヴォンの造り手シルヴァン・ジュグラでした。
 1979年ラングドック地方のベジエ生まれ、両親が教師の家庭で育ちましたが、祖父がブドウ栽培家であった為、小さな頃から畑を遊び場として自然に触れながら育ちました。ヴィニュロンになる事を夢見ていたシルヴェンは、高校を卒業後、醸造学校で勉強し21歳になった時にピク・サン・ルーのクロ・マリーでナチュラルワインの魅力に憑りつかれます。そこで3年間働いた後、奥様の出身地である南西地コート・ド・デュラスに居を移し、生活と自身の独立資金集めを目的に、南隣の地域コート・デュ・マルマンデのカーヴ・コーペラティヴ(生産者協同組合)に勤め、醸造を担当しながら経験を重ねました。
 そして遂に独立のチャンスを得たのは2011年、コート・ド・デュラスのネゴシアンからの出資を受け醸造所と畑を取得し、「自分の造りたいものを造る!」と栽培から醸造まで一人で手掛けています。
 現在はこの地の伝統的なブドウ品種メルローとソーヴィニヨンブランを1.5haずつ、合計3haをビオロジック栽培しています。
 ソーヴィニヨンブランの畑は、大西洋から東へ約100kmの西向きの斜面にあり、大西洋からとピレネーからの地層がぶつかる土壌で、粘土質の中に石灰岩がゴロゴロと転がっています。他の畑よりも高い丘にある西向きの畑は、海からの風をまともに受けるので、風通しが良く病気や害虫を防ぐことが出来る上にワインに冷涼感をもたらしてくれます。
 メルローの畑は、より石灰岩が細かく粘土と混ざり合った粘土石灰土壌で南向きの畑です。日当たりが良い為、ブドウ樹を頭位の高さまで伸ばしエネルギーを使わせながら自然な影を作って過熟を防いでいます。
 収穫後は、ブドウ毎のポテンシャルを見ながらの自然な醸造を心掛けます。白は房ごとグラスファイバータンク内で12日間マセラシオンを行った後にプレスし熟成に移ります。
 赤はブドウの状態を見ながら区画ごとに醸されます。樹齢が若く酸が乗りやすい畑のものはセミマセラシオンカルボニックを行いフルーティに仕上げ、高標高の樹齢が古いものは除梗せずに14 ヶ月間古樽で熟成する伝統的な醸造方法を取ります。
 赤白いづれもSO2は瓶詰時に極少量加えるだけで、醸造段階では一切使用しません。どのワインを飲んでも角の取れた優しいアタックで、果実の旨みがたっぷりと詰まっています。
 「俺はオリジナルだからな!」
と、AOCや品種のイメージに影響を受けず、自分の目指すワイン造りに邁進するシルヴァンです。
 南西地方産ナチュラルワインの素晴らしさを感じ取っていただければと願っています
(インポーター公式HPより)


 ボルドーより内陸で高標高の砂の混ざった粘土石灰土壌で育ったメルローを除梗せずグラスファイバータンクで18 日間醸し後、400Lの木樽で20ヶ月間熟成させた、ミディアムボディのワインです。


※店主のひと言メモ
 2019年はオレンジを帯びた淡いガーネット色、フランボワーズやプルーン、熟した甘い香りに湿った土のアロマを感じます。熟成感と丸みのあるアタック、ジューシーな赤果実のエッセンスに短めのアフター、コスパの良い逸品です。
 2021年は淡いガーネット色、ブラックチェリーや黒胡椒、湿った土の香りを感じます。透明感のある淡いアタックに火打石の香りがプラスされ、ミディアムな味わいにシンプルなアフターです。
 2年飲み比べをして頂くのも楽しいと思いますので、是非。


2019年は完売致しました。

定価 2,600円(税込2,860円)
販売価格 2,600円(税込2,860円)
在庫数 0
SOLD OUT

今月のお薦め


アタ・ランギ/ロゼ2023

3,040円(税込3,344円)メンバープライス


果実の瑞々しさと複雑味が美味!

CATEGORY

国から選ぶ

GROUP