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”几帳面な性格、仕事は慎重に、丁寧に!” 〜クラインクネヒト〜

クラインクネヒト
生 産 者 クラインクネヒト
地 域 フランス > アルザス地方
 アルザス地方は北のBAS RHIN県と南のHAUT RHIN県の2つの行政から成立つワイン産地で、フランスでも2番目にGNPの高い豊かな地方です。1位は勿論パリ市のイル・ド・フランスですから、実質地方都市としては断トツです。ドイツと隣接し、標識も目に付くアナウンスはフランス語とドイツ語の2つで書かれています。

 そのストラスブールのバーラン県に位置する小さな村、ミッテルベルガイムで7代続く名門クラインクネヒト家。長男アンドレ・クラインクネヒト氏は1968年生まれ。1991年からワイナリーを手伝い、醸造家として25年以上の経験豊富な乗りに乗った今働き盛りの生産者です。
 父は2002年に引退、その後はアンドレが全て引き継ぎ、その当時7.5haの規模でしたが、ゆっくりと畑を買い増し、現在は9.5haの所有者となりました。

 1998年にBIOに切り替え、2012年からビオディナミ農法に切り替えました。デメテールには2014年から申請。瓶詰めは祖父の時代から始め、父の時代は馬で畑を耕していましたが、今は馬を手放し、時々友人の馬を借りて畑の一部を耕しています。畑は無農薬ですが、ナチュラルワインに切り替えたのは最近です。彼のラインの半分以上は無農薬ワインですが、醸造過程に拘るナチュラルワインではありませんでした。SO2を使用しないワインの存在は知ってはいたけれど、なかなか踏み切れなかったそうです。

 そんな時、クリスチャン・ビネール氏やパトリック・メイエー氏と出会い、「自分でも実践してみよう!」と決意しました。ご存知の通り、今はジュラ地方やアルザス地方で、若い生産者がどんどんナチュラルワインを作り始めています。アルザスは元々ビオディナミの本拠地でしたが、なかなか浸透しませんでした。が、この2〜3年アンドレのような若い生産者が一気にナチュラルワインの世界に足を踏み入れ、新たな時代が到来しています。
 彼の古いスタイルのワインはすでに日本に入っていましたが、新しいスタイルのワインが、今回インポーターのディオニー社と取引開始しました。

 今現在の区分は
ピノ・ブラン33%、リースリング29%、ピノ・グリ9%、ミュスカ1%、ゲビュルツトラミネール10%、ピノ・ノワール8%、シャルドネ2%、シルヴァネール2%、他6%
ですが、どんどんピノ・ノワールを植樹しているそうです。

 アンドレは近所の農業高校でワインを学びましたが、無農薬の生産者が少ない98年から無農薬に挑戦し自ら勉強。学校で学ぶより畑で色々実戦で学んで来た、たたき上げの醸造家です。父の代では化学肥料を使っていたのですが、父よりも自ら見聞きして彼自身の栽培方法を身に着けました。

 ナチュラルワインへは2015年に転向しましたが、畑に対する愛情・知識は半端ではありません。ドイツ人のような几帳面な性格で、一つ一つ慎重に丁寧に仕事を進めますですから今年より来年、来年より再来年と確実にワインの味わいに反映される事間違いなし。今までは地元で殆ど消費されていましたが、これから色々な企画をアンドレとディオニー社一緒に開発する予定です。
(インポーター公式HPより)


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