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「ノーベル賞晩餐会で選ばれた生産者!」 〜フランク・ボンヴィル〜

マルク・テンペ
生 産 者 フランク・ボンヴィル
地 域 フランス > シャンパーニュ地方
 シャンパーニュの中心から程近いアヴィズ村に本拠を置くフランク・ボンヴィルは、ボンヴィルとジャニス夫妻により1926年に創設されたドメーヌ。家族経営のブドウ栽培農家でした。現在は3代目に当たるオリヴィエ・ボンヴィルが責任者を務める、シャンパンメゾン(レコルタン・マニピュラン= RM)です。
 シャルドネに精緻なミネラルをもたらすコート・デ・ブラン地区のグラン・クリュは、最高品質のブラン・ド・ブランができるエリアとして知られています。ボンヴィル家の畑はエペルネを中心とした名高い斜面に広がり、グランクリュ畑を19ha所有(現在はもう少し増えているようです)。アヴィズ、オジェを中心に、クラマン、メニィルの村に点在しています。

 ブリュット・セレクションにはアヴィズとオジェのシャルドネを2対1の割合で使っています。(シャンパーニュ366のクリュのうち、グランクリュはわずか17ヵ所です。)
 8億年前、海底であったコート・デ・ブラン地区は石灰質を含んだ海の堆積物で構成され、表面に現れたチョーク(石灰)の上に成り立っています。チョークは土中の水分を調整する働きをしてくれます。
 東や南東に面した畑では最良の日照時間を得ることができ、ブドウの熟度を高めてくれるのです。ブラン・ド・ブランの最高峰をつくり出すジャック・セロスの畑も同じエリア(アヴィズ)にあり、メゾンはフランク・ボンヴィルの斜め前に位置しています。
 現当主のオリヴィエ・ボンヴィルは、祖父の時代から伝わる伝統を受け継ぎ、石灰質とコート・デ・ブランのシャルドネの特徴を最大限に生かし、テロワールを尊重した栽培と醸造を心がけ、良質なブラン・ド・ブランに仕上げます。彼の畑は、雑草が一杯で地面がフカフカ、自然の摂理を尊重し除草剤・殺虫剤の使用は一切ストップしました。 コート・デ・ブランの伝統に則り、健全に収穫したシャルドネを厳密な温度管理の下マロラクティック発酵後、瓶内二次発酵を行います。テロワールとミレジム毎の個性を尊重しつつ、安定した品質を届け続けることこそがボンヴィルの真骨頂です。
 2010年、レコルタンマニピュラン(RM)としては初となるストックフォルムでのノーベル賞晩餐会シャンパーニュに選ばれるなど、世界的評価の高い生産者です。



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Shopgirl NY152でお取り扱いしているオリヴィエ・ボンヴィル氏のワインはこちらをご覧ください。
 

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