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【ミディアムタイプ辛口の赤】ザンクト・ラウレント・レゼルヴェ2016年【ヨハネス・トラプル】

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生産者 : ヨハネス・トラプル

地 域 : オーストリア > ニーダーエスタライヒ > カルヌントゥム

品 種 : ザンクト・ラウレント100%

栽 培 : ビオディナミ**
       
アルコール度数:12.5%


 カルヌントゥムの肥沃な土壌に、この地域に特有のツヴァイゲルトとブラウフレンキッシュが造られる、約906haのミネラル豊富なブドウ畑があります。シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グリューナー・ヴェルトリーナーからも親しみやすい個性を持ったDAC白ワインが生産されています。

 カルヌントゥムのワイン生産地域は、ウィーンの東からオーストリアとスロヴァキアの国境まで広がります。ブドウ畑はドナウ川南部に連なる3つの丘、ライタ・レンジ、アルべシュタール・ヒル・カントリー、ハインブルガー・マウンテンズに跨っています。重いローム質とレス土壌に砂礫質の層が好条件となり、特に赤ワイン用品種に適しています。最も有名な固有品種はツヴァイゲルト、次にブラウフレンキッシュが挙げられ、産地東部のシュピッツァーベルクに集中しています。カベルネソーヴィニヨンやメルローといった国際的な品種も新たに植樹され好適とされていますが、DAC認定ではないこれらの品種は、ニーダーエステライヒとラベルに記されています。

 パノニア平原の夏は暑く、冬は寒い気候です。近隣のドナウ川と気温の緩和作用をもたらすノイジードラーゼ湖の効果により赤ワイン用品種がしっかりと完熟します。若い世代のワイナリーたちは、この自然の優位性を最大限に利用し、果実風味とエレガントさを兼ね備えた魅力的な赤ワインによって短期間で産地の知名度を高めることに成功しました。モダンなスタイルでありながら、常に特徴的な産地の個性に特化しています。

 カルヌントゥムは2019年、遂にDACに認定されました。そのため、今後は産地特有の個性を表現したワインだけがその産地名をラベルに記載することができ、赤ワイン用品種のツヴァイゲルトとブラウフレンキッシュ、そして白ブドウからはシャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グリューナー・ヴェルトリーナーが、ゲベイツヴァイン、オルツヴァイン、リーデンヴァインのレヴェルで使用されます。

 1978年生まれのヨハネス・トラプル、彼は若くして両親から農業を引継ぎました。
 カルヌントゥムでも今や著名なWeingutであるムール・ヴァンダー・ニーポートのドリル・ムーア女史と共に、シュピッツァーベルク・ワイナリー協会の共同創始者であり、2004年ヴィンテージで特質的なクオリティを誇るブラウフレンキッシュをリリースして一躍有名になりました。
 今回はシュピッツァーベルクという歴史ある地の再興にも力を注いできたヨハネス・トラプルのワインをご紹介いたします。

 ウィーンから東へ40km、ちょうどノイジードラーゼ湖との中間にあるカルヌントゥム地域のザラスドルフ村でヨハネスの両親は複合農業を営んでいました。ワイン造りも行っていましたが、ワイン生産地としては全くの無名の地域でした。  
 2019年にDACに認定されたカルヌントゥムのワインも、“廉価でコスパが良く飲みやすい、ゆえにウィーンのカジュアルレストランでよく飲まれていた”、そんな認知をされていた時代でした。
 ワイン造りのみに集中するか、両親が営んできた複合農業を続けるか、ヨハネスの人生の最初の大きな選択は早くも20代半ばにやってきます。ワインか食品の道へ進めば将来は約束されているはずだ、と信じるヨハネスはまずは農業の職業訓練学校へ進みます。1998年に卒業、その後すぐにさらなる実践的なワイン造りの経験を求めてカリフォルニアはナパにある“カーディナルワイナリー”に研修に行きます。
 そこで完全にワインウイルスに感染、ナパで数多の経験を得たのはもちろん、多くの仲間や同業者、沢山の優れたワインとの出会いにも恵まれます。ナパでの仕事を評価され、遂にはカリフォルニアで働くいくつかの好条件のオファーをもらうまでになりましたが、両親と話し合った結果、彼が選んだのは実家へ戻る道でした。

 2003年、両親は彼に事業の全ての権限(全てのブドウ畑0.5ha含む)をヨハネスに譲ります。大きな責任と共に。若干25歳にして家族の財産と歴史を受けついだ彼ですが、有り余るエネルギーを満たすにはそれでも足りず、現在カルヌントゥム最良のブラウフレンキッシュ生産地に成長したシュピッツァーベルグで、同様に最大の生産者へと成長したムール・ヴァンダー・ニーポートでも同時に働き始めます。
 彼がいう“Fighting Years”という年月がここから始まります。


 シュピッターベルクの熱狂!ビオディナミ栽培の結晶への挑戦

 当時カルヌントゥムのワインは、主にツヴァイゲルトで造る濃く重いワインと世の中に認識されていました。
 ザラスドルフ村から30kmほど東へ行ったPrellenkirchen(プレレンキルヒェン)村の近く、そこはスロヴァキアの首都プラチスラヴァからも南西に僅か20kmほどなのですが、Spitzerberg(シュピッツァーベルク)という小さな丘(隆起)があります。地質学的にはカルパティア山脈の西端であり、アルプスとの境界線ともいえるかもしれません。このあたりでは非常に珍しく微細な石灰岩でできたサブリージョンがあり、ブラウフレンキッシュの古木がわずかに生き残っていました。この地域で作られたブランフレンキッシュは、ハプスブルグ家全盛期にその高い名声を誇りましたが、その後はすっかり忘れ去られていました。ムール・ヴァンダー・ニーポートのドリル・ムーア女史との仕事を通して、この地の畑の存在と可能性を知り2004年に畑を得るチャンスが到来します。
 その後、彼のブラウフレンキッシュ 2004年ヴィンテージは世の中で大絶賛され彼は両親から財産を引きついでわずか2年目の仕事で一気にオーストリアワイン業界に華々しくデビューとなりました。

 標高185 〜 200m、僅かのシストを含んだきめ細やかで良質な石灰土壌。年平均雨量わずか300个箸いΥチ腓靴慎じにも恵まれ病害にもほぼ無縁です。
 現在はわずか9ワイナリーのみが100haのこのエリアのうちわずか20haの畑でブラウフレンキッシュを栽培しています。ヨハネスは5haの土地を有し、前述したドリル・ムーア女史に次ぐ規模を誇ります。彼がシュピッツァーベルクで造るブラウフレンキッシュの生産量は年間わずか2,500本前後です。

 彼の畑は2010年に初めてオーガニック認証を取得し、2016年には全ての畑で認証を得ます。今ではビオディナミ農法の原則にも従い、ブドウの栽培を行っています。
 ブドウがどれだけ自立して健康に生き生きと育ったかがワインのキャラクターに直結するという考えのもと、畑には一切科学的な物質は散布しません。
 ブドウの収穫のタイミングの見極め、完熟とフレッシュさのバランスも美味しいワイン造りには重要だと考える彼は計測器を使うのではなく、自ら食べて感じて収穫のタイミングを計ります。完熟させるブドウ、早い時期に収穫するブドウ、それぞれブドウ樹のその年の状況を見極めながら選別しています。
 そうして収穫したブドウをセラーで醸造する際のモットーは、(ナチュラルワイン造りではよく効かれるフレーズですが)余計な人為的介入はせず、“Letthem be”です。セラーでの決定事項は樽のブレンドだけだといいます。

 現在の畑総面積は25ha、造るワインの80%は赤ワインです。
 品種構成は、35%ツヴァイゲルト、32%ブラウフレンキッシュ、10%グリューナー・ヴェルトリーナー、5%リースリング、5%ヴァイスブルグンダー、以下ザンクト・ラウレント、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラーと続きます。

 穏やかで静かで紳士的な雰囲気だけでなくナイーヴな一面も垣間見せる彼ですが、シュピッツァーベルクの話題になるとオーラは急激に熱を帯びます。本当の姿はこちら、、でしょうか、、、?
 (インポーター公式HPより)


 9月15日収穫、25hlの開放桶で4〜6日間17℃醸し、そのまま10日間25〜26℃で発酵。
 (500Lの木樽で4ヶ月マロラクティック発酵****)
 500Lの木樽で14ヶ月間18℃熟成。
 無濾過・無清澄
 瓶詰め:2018年4月9日


 ※店主からの一言メモ
 やや憂いのあるルビー色、カシスやミントの香り、果実味たっぷりのエキスを含む口当たり、優しい酸味を伴う滑らかで上品な口当たりが、ツヴァイゲルトとはまた一味違ったアフターへと誘います。非常に生産量の少ない、珍しい品種を試して頂きたいです。

定価 3,300円(税込3,630円)
販売価格 3,300円(税込3,630円)
購入数

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