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オレリアン・ヴェルデ/マルサネ・シャン・ペルドリ2016年【ミディアムボディの赤】

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生産者 : オレリアン・ヴェルデ

地 域 : フランス > ブルゴーニュ地方

品 種 : ピノ・ノワール**100%

栽 培 : ビオロジック**

認 証 : エコセール**


 コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとアルスナン村に到着します。1604年からこの地に住むヴェルデ家は、父アラン・ヴェルデが1971年からビオロジック農法を開始、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。
 オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため、以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めてきました。
 アランのブドウで初めて醸造を手掛けたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。

 2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルコーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。
 2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。

 「私より強い自然志向」と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、嗅覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。
 高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り込むため、部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫をします。

 2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろみ)の温度を完璧に保つことを重要視しています。キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは控えています。これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは、「だからこそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」といいます。

 醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光輝き、またゆるぎないものへ変化していました。繁忙期に家族の手を借りるぐらいで、ほとんどの作業を一人でこなし、休みなしに働くオレリアン。伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。
 肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。伝統的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプルミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。
     (インポーター公式HPより)


 2015年に購入したマルサネの畑で育つ樹齢28年のピノ・ノワールを半分除梗し、ステンレスタンクで22日醸した後、発酵、木樽に移し替えマロラクティック発酵と12か月熟成、再度ステンレスタンクに移し替え2ヶ月寝かせ、瓶詰めしたワインです。


※店主からのひと言メモ
 深く憂いのあるルビー色の外観もさることながら、カシスチョコの香りが心地よく、、、
ボリューム感溢れる口あたりと、程よいタンニンに丸い酸がバランス良すぎです。
 控えめなエキスは非常にエレガントな仕上がりで、産地の中では地味と言われがちなマルサネの、よいところがきちんと表現されているのが嬉しい1本です。

定価 5,230円(税込5,753円)
販売価格 5,500円(税込6,050円)
在庫数 0
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