ブルゴーニュ辛口の美味な白｜マルサネ・ブラン・エシュゾー・ヴァンミル2018年｜ローラン・パタイユ

ローラン・パタイユ／マルサネ・ブラン・エシュゾー・ヴァンミル2018年【辛口白】

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生産者　：　ローラン・パタイユ

地　域　：　フランス　＞　ブルゴーニュ地方　＞　マルサネ村

品　種　：　シャルドネ・ローズ100％

栽　培　：　ビオディナミ**

　ローラン・パタイユは、マルサネを代表する生産者、シルヴァン・パタイユの片腕であり、実弟です。
　
　ブルゴーニュ大学でエノログ国家資格を取得後、プイィ・フュメのシャトー・ド・トラシーの責任者として5年間働いた後、ブルゴーニュに帰って、兄シルヴァンのドメーヌを手伝いながら近年畑を取得。ファースト・ヴィンテージは2010年とごく最近ながら、地元を中心に即完売。兄シルヴァンのドメーヌでの経験を活かし、ピュアなワインを造っています。
　畑を購入したばかりの為、以前の所有者の影響が畑にまだ残っていますが、現在ビオに転換中です。

　ドメーヌ・シルヴァン・パタイユでの仕事は今後も継続予定で、収穫などはシルヴァン・パタイユと同じチームが行っています。ちなみに奥様は日本人です。

　ヴァン・ミル（＝20,000）は1haあたり2万本の密植により凝縮したワインができます。シャルドネ・ローズという少しピンクがかったシャルドネの変異種によって造られています。プレスにかける時間は長く5～6時間。その後、澱の沈殿を待たずに、自主酵母による自然発酵です。亜硫酸の添加は行っていません。
　2018年は新樽50％。マロラクティック発酵**後の亜硫酸の添加は必要ないとローランは考えており、熟成の後の澱引きの際にごく少量（10ppm）添加し、その後、瓶詰めのタイミングで25～40ppmに調整されます。清澄は行いますが、基本的に濾過は行いません。

※店主の一言メモ
　一口目、何とも言えない心地よいピュア感があります。ブルゴーニュなのにトロピカル？なのに透明度が半端ない、、。名前から想像するほどにはピンクピンクはしていませんが、うっすらと確かに言われてみればピンク入っているかも、的な塩梅がよいかもしれません。
　密植からくる凝縮感があり、ブドウの旨みを存分に味わうことができます。新樽の使い方が上手で、厚みはあるのに喉越しがよいのが特徴です。シャルドネに食指を動かされない方こそ、是非召し上がって頂きたい1本。思わずもう一口、飲みたくなります。